アノテーション作業

前のステップでプロジェクトを作成したので、アノテーション作業を開始できます。

作成されたアノテーションの確認

「車載カメラの画像」テンプレートを用いたプロジェクトでは、1つのタスクのみアノテーションが付与されています。
アノテーション作業を開始する前に、既に作成されたアノテーションを確認しましょう。

プロジェクト名の下に配置されている「タスク」タブを選択して、タスク一覧を表示します。
「sample_task_00」をクリックしてください。アノテーションエディタ画面に遷移します。

アノテーションエディタ画面では、下図のように車載カメラの画像と付与されたアノテーションが表示されています。
アノテーションエディタ画面は複数のパネルで構成されています。
「タスク」パネル(①)には、タスクに含まれている画像の番号が表示されます。1番目の画像が表示されています。2番目の画像を表示する場合、「2」のリンクをクリックしてください。
アノテーションの一覧は「アノテーション」パネル(②)に表示されます。選択されたアノテーションの属性は「属性」パネル(③)には、選択されたアノテーションの属性が表示されます。

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アノテーション仕様画面の各パネルの説明

各パネルは下図のように、移動やサイズの変更ができます。

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パネルの移動やサイズの変更

アノテーションエディタ画面の機能紹介

アノテーションエディタ画面でアノテーションを確認する際に、よく利用する機能を紹介します。

画像が表示されている部分で、Ctrlを押しながらマウスホイールを上下すると、画像が拡大/縮小されます。

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画像の拡大/縮小

図形が塗りつぶされていて見えづらい場合は、「表示」パネルの「図形塗りつぶし」チェックボックスのチェックを外すと見やすくなります。

アノテーションがたくさん表示されて見づらい場合は、「表示」パネルの「アノテーション」ラジオボタンを「選択中のみ」に切り替えることで、見やすくなります。

アノテーション作業の実施

それではアノテーション作業を開始しましょう。

タスク一覧画面を開いて、「教師付けタスクを取得」ボタンを押してください。ランダムに選ばれた「教師付け」フェーズのタスクが自分自身に割り当てられ、作業できる状態になります。

モーダルウィンドウの「{タスクID} を開く」ボタンを押してください。アノテーションエディタ画面が開きます。

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タスクの割り当て

Annofabでは、作業者が簡単なタスクを選んで作業することを防ぐために、作業するタスクが自動的に選ばれるワークフローを採用しています。プロジェクトの設定によっては、作業者がタスク選んで作業することも可能です。詳細は アノテーション作業のワークフローを参照ください。

自動車を矩形で囲う

自動車を矩形で囲って、アノテーションを付けましょう。
画面上部「作業を開始する」ボタンを押してください。編集モードになり、アノテーション作業ができるようになります。

以下の通り操作してください。

  1. 「アノテーション」パネルの「自動車」を選択する
  2. 「編集」パネルの「作図」をクリックする
  3. 矩形の開始位置で左クリックする
  4. 矩形の終了位置で右クリックする

アノテーションが作成されると、アノテーションパネルに項目が追加されます。

次に、自動車の属性を入力します。
先ほど作成したアノテーションを選択した状態で、属性パネル内に属性値を入力してください。

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自動車以外にアノテーションを付ける

自動車以外にもアノテーションを付けてみましょう。

ポリラインやポリゴンなど、矩形以外のアノテーションの付け方については説明は省略します。詳細はアノテーションの種類を参照してください。

アノテーションルールの確認

このプロジェクトでは、アノテーションルールが「作業ガイド」に事前に登録されています。作業ガイドでは、アノテーションルールやFAQなど、アノテーション作業に関するドキュメントを管理できます。
アノテーションルールを確認して、どのようにアノテーションを付けるのかを確認しましょう。

タスクの提出

1枚目の画像に対してアノテーション作業が完了したら、「タスク」パネルの「次」をクリックして、2枚目の画像にアノテーションを付けましょう。

タスク内のすべての画像にアノテーションを付け終えたら、「タスク」パネルの「提出」をクリックしてください。タスクを提出すると、タスクのフェーズが「教師付け」から「受入」に変わります。タスクのフェーズについては、 アノテーション作業のワークフローを参照ください。