事前に付与されたアノテーションの確認
タスク「001」にはPandaSetからインポートしたアノテーションが付与されています。このステップでは、アノテーションエディタを開いて、付与されたアノテーションを確認します。
タスク一覧画面に遷移して、タスク「001」のリンクを押してください。アノテーションエディタが開きます。
アノテーションエディタが開いたら、「タスク」パネルの「1」を選択してください。「3Dカメラ」パネルに1番目のフレームの点群とカメラ画像が表示されます。
3Dカメラパネル
「3Dカメラ」パネルに表示されている内容を説明します。
デフォルト設定では、点群の色は点の高さによって決まります。点群の色の表示は「表示」パネルの「色設定」で変更できます。
- ①:X軸(赤色)、Y軸(緑色)、Z軸(青色)の方向を表します。
- ②:左上に表示されている補助画像の視野角を表します。
カメラ操作
「3Dカメラ」パネルでよく利用するカメラ操作を紹介します。
マウスによるカメラ操作
- カメラの回転移動:マウスの左ドラッグ
- カメラの平行移動:Ctrl+マウスの左ドラッグ / マウスの右ドラッグ
- カメラを近づける/遠ざける:マウスホイールを上/下へスクロール
キーボードによるカメラ操作
- カメラを前/左/後ろ/右に移動:
W
/A
/S
/D
(WASDキー) - カメラを上/下に移動:
Q
/Shift+Q
- カメラを時計回りに回転/反時計回りに回転:
E
/Shift+E
Alt
キーを押しながらキーボードを操作すると、カメラがゆっくり移動/回転します。
その他のカメラ操作については 3Dカメラパネル を参照してください。
カメラ操作のリセット
R
キーを押すと、カメラが初期位置に移動します。アノテーションが選択状態である場合は、そのアノテーションの直上にカメラーが移動します。詳細は表示パネル - カメラ操作 を参照してください。
補助画像の切り替え
「3Dカメラ」パネル内の左上に表示されている画像を「補助画像」と呼びます。デフォルトでは前方カメラの画像が表示されています。補助画像を切り替える際は、「編集」パネルの「補助画像選択」から補助画像を選択してください。
このプロジェクトでは、以下の補助画像を選択できます。
- 前方カメラ
- 左方カメラ
- 右方カメラ
- 後方カメラ
アノテーションの確認
バウンディングボックス
「アノテーション」パネルから「Car」ラベルのアノテーションのどれかを選択してください。
アノテーションを選択すると、左側にある「3Dカメラ(top/front/side)」パネルにバウンディングボックスが表示されます。
バウンディングボックスから出ている赤色の矢印は、バウンディングボックスの前方を表します。
インスタンスセグメント
「アノテーション」パネルから「Motorcycle」ラベルのアノテーションを選択してください。セグメントが付与されている点群に色が付き、バイクの点群がハイライトされます。
インスタンスセグメントの範囲を把握したい場合は、「表示」パネルから「アノテーション表示設定」の「セグメント枠」チェックボックスをONにしてください。インスタンスセグメントの境界がバウンディングボックスで表示されます。
セマンティックセグメント
「アノテーション」パネルから「Road」ラベルのアノテーションを選択してください。セグメントが付与されている点群に色が付きます。
セマンティックセグメントを選択しても、点群はハイライトされません。
選択したセマンティックセグメントが分かりづらい場合は、表示パネルの「アノテーション表示設定 → 表示」を「選択中のみ」に変更してみてください。選択中のセグメントのみが表示されるので、分かりやすくなります。
Updated 2 months ago