3次元アノテーションの編集

このステップでは、実際に3次元アノテーションを付与します。

以下の通り操作してください。アノテーションエディタ画面が開きます。

  1. タスク一覧画面に遷移する。
  2. タスク「002」を選択して、担当者を自分自身に変更する。
  3. タスク「002」のリンクを押す。

アノテーションエディタ画面の上部の「作業を再開する」ボタンを押してください。アノテーションが編集可能な状態になります。

セマンティックセグメント

路面にセグメントを付与します。アノテーションパネルの「Road」を選択した状態で、編集パネルの「作図」ボタンを押してください。作図モードに切り替わります。

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作図モード(または消しゴム/追記モード)のときは、マウスによるカメラの操作方法が変わります。Altキーを押しながらマウスを操作する必要があります。

  • カメラの回転:Alt+ マウスの左ドラッグ
  • カメラの移動:Alt+ マウスの右ドラッグ
  • カメラを近づける/遠さ座ける:Alt+ マウスホイールを上/下へスクロール

作図ツール「塗りつぶし」は、マウスでドラッグした範囲を塗りつぶしてセグメントを付与します。

広い範囲にセグメントを付与したい場合は、以下の方法が便利です。使い方はセグメントを参照してください。

  • 塗りつぶしの半径を大きくする
  • 作図ツールの「自由選択」または「ポリゴン」を利用する

路面など平面上の点群にセグメントを付与する場合は、作図ツール「平面」が便利です。作図ツール「平面」は、ドラッグ開始地点から、平面上になっている点を塗りつぶします。自動車の下の路面なども、自動車を避けて塗りつぶすことができます。

セグメントを修正する場合は、編集パネルの「消しゴム」ボタンを押してください。作図ツールの使い方は、作図モードと同じです。

インスタンスセグメント

バイクにセグメントを付与します。事前に、バイクの下の路面を「Road」セグメントに含めておいてください。

アノテーションパネルの「Motorcycle」を選択した状態で、編集パネルの「作図」ボタンを押してください。

作図ツール「塗りつぶし」でセグメントを付与します。バイクの下の路面は「Road」セグメントなので、塗り分け「保護」を選択していれば、バイクの下の路面を避けて塗りつぶすことができます。マウスでドラッグして、バイクを塗りつぶしてください。アノテーションパネルに項目が追加されます。

追加で塗りつぶす場合は、「追記」ボタンを押してください。

バウンディングボックス

自動車にバウンディングボックスを付与します。事前に、自動車の下の路面を「Road」セグメントに含めておいてください。

アノテーションパネルの「Car」を選択した状態で、編集パネルの「作図」ボタンを押してください。

作図ツール「2回クリック」を選択した状態で、3Dカメラ内で2回クリックすると、バウンディングボックスが作成されます。

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バウンディングボックスの底面と上面の高さは、点群の位置から自動で決まります。

バウンディングボックスの編集

バウンディングボックス作成直後は、作成したバウンディングボックスが選択されています。その状態で、3Dカメラパネルでドラッグすると、XY平面上での移動ができます。その他の移動方法については、バウンディングボックスの「メインカメラでのドラッグ」を参照してください。

またXキーを押すと、バウンディングボックスの前方の向きを表す赤い矢印が、90度回転します。

3Dカメラ(top,side,front)パネル内のギズモ(マゼンタ色の頂点)をドラッグすると、バウンディングボックスのサイズや位置、回転を編集できます。

バウンディングボックスが選択されている状態で、B キーを押すと、バウンディングボックスの奥行き・幅・高さが自動でフィットされます。詳細はバウンディングボックスの「オートフィット」を参照してください。

詳細情報の確認

作成したアノテーションの詳細情報は、詳細情報パネルで確認できます。バウンディングボックスまたはセグメントに含まれる点の数や、バウンディングボックスのサイズなどの情報が表示されています。

以上で、3次元アノテーションの基本的な編集方法の説明が終わりました。3次元アノテーションの編集する機能には、他にも「クラスタリングによるセグメントの付与」や「ダブルクリックによるバウンディングボックスの作成」など便利な機能があります。3次元アノテーションの種類を参照して、いろいろなアノテーションの付け方を試してみてください。