タスクの作成画面
権限
「オーナー」ロールのみ、タスクを作成できます。
タスクを作成するための画面です。
タスクの作成
「タスクを作成」ボタンを押すと、タスクの作成処理が開始されます。タスクの作成処理は、データ量に応じて数分から数十分かかります。
タスクを作成する方法は3通りあります。
- 指定の入力データ数ごとに作成
- フォルダごとに1タスク
- 入力データをCSVで個別に指定
それぞれの使い方を、以下に記載します。
指定の入力データ数ごとに作成
タスクに含める入力データの個数を指定して、タスクを作成します。
プロジェクトに、入力データが5個存在するとします。入力データ名は以下の通りです。
image1.jpg
image2.jpg
image3.jpg
image4.jpg
image5.jpg
以下の通り入力して、「タスクを作成」ボタンを押すと、タスクが2個作成されます。
- 1タスクに割り当てる入力データ個数:
3
- 割り当てる順序:
入力データ名 昇順
- 生成するタスクIDにつけるプレフィックス:
sample
タスクに含まれる入力データは以下の通りです。
├── sample_0
│ ├── image1.jpg
│ ├── image2.jpg
│ └── image3.jpg
└── sample_1
├── image4.jpg
└── image5.jpg
デフォルトでは、既にタスクに含まれている入力データは、新しく作成されるタスクには含まれません。
「今回作成するタスクにも割り当てる」チェックボックスにチェックを入れると、既にタスクに含まれている入力データも、新しく作成されるタスクに含まれます。
「生成するタスクIDにつけるプレフィックス」の制約
すでに存在するタスクのタスクIDのプレフィックスは、「生成するタスクIDにつけるプレフィックス」には使用できません。
フォルダごとに1タスク
入力データ名を/
区切りのファイルパスとみなし、フォルダ単位でタスクを作成します。 ZIPファイルをアップロードして入力データを作成したときに、利用する方法です。
以下の2つのZIPファイルをアップロードして、入力データが作成されたとします。
a.zip/
├── dir1/
│ ├── image1.jpg
│ ├── image2.jpg
│ └── subdir/
│ └── image3.jpg
└── dir2/
└── image4.jpg
b.zip
└── dir3
├── image5.jpg
└── image6.jpg
a.zip/dir1/image1.jpg
a.zip/dir1/image2.jpg
a.zip/dir1/subdir/image3.jpg
a.zip/dir2/image4.jpg
b.zip/dir3/image5.jpg
b.zip/dir3/image6.jpg
「タスク作成対象の入力データ名プレフィックス」にa.zip
を指定すると、入力データ名がa.zip
から始まる入力データが、タスクに含まれる対象になります。以下の通り入力して、「タスクを作成」ボタンを押すと、3個のタスクが作成されます。
- タスク作成対象の入力データ名プレフィックス:
a.zip
- 生成するタスクIDにつけるプレフィック:
sample
タスクに含まれる入力データは以下の通りです。
├── sample_a.zip_dir1
│ ├── image1.jpg
│ └── image2.jpg
├── sample_a.zip_dir1_subdir
│ └── image3.jpg
└── sample_a.zip_dir2
└── image4.jpg
「タスク作成対象の入力データ名プレフィックス」を空欄にすると、すべての入力データがタスクに含まれる対象になります。以下の通り入力して、「タスクを作成」ボタンを押すと、タスクが4個作成されます。
- タスク作成対象の入力データ名プレフィックス:空欄
- 生成するタスクIDにつけるプレフィック:
sample
タスクに含まれる入力データは以下の通りです。
├── sample_a.zip_dir1
│ ├── image1.jpg
│ └── image2.jpg
├── sample_a.zip_dir1_subdir
│ └── image3.jpg
├── sample_a.zip_dir2
│ └── image4.jpg
└── sample_b.zip_dir3
├── image5.jpg
└── image6.jpg
タスクに含まれない入力データ
入力データ名がファイルパス形式でない入力データは、タスクに含まれません。たとえば、以下の入力データ名を持つ入力データです。
bar.png
(フォルダが存在しないため)foo/bar.png/
(末尾がフォルダであるため)
フォルダに201個以上のファイルが存在する場合
フォルダに201個以上のファイルが存在する場合、タスクに存在する入力データの数が最大200個になるように、タスクが作成されます。たとえば、フォルダに201個のファイルが存在する場合、1個目のタスクは200個、2個目のタスクは1個の入力データが含まれます。
「生成するタスクIDにつけるプレフィックス」の制約
すでに存在するタスクのタスクIDのプレフィックスは、「生成するタスクIDにつけるプレフィックス」には使用できません。
入力データをCSVで個別に指定
タスクと入力データの関係が記載されたCSVをアップロードして、タスクを作成します。タスクに含める入力データを個別に指定できます。
CSVのフォーマットは、以下の通りです。
- ヘッダ行はなし
- 1列目:タスクID
- 2列目:入力データ名
- 3列目:入力データID
2列目の入力データ名は、どのような値でも良い
2列目の入力データ名はタスクの作成に使われないので、どのような値でも構いません。後述の「CSVを生成してダウンロード」機能でダウンロードしたCSVファイルのフォーマットに合わせるため、2列目を必須にしています。
たとえば、プロジェクトに以下の入力データが存在するとします。
image1.jpg
image2.jpg
image3.jpg
id1
id2
id3
以下のCSVファイルをアップロードして、「タスク作成」ボタンを押すと、タスクが2個作成されます。
task-A,image1.jpg,id1
task-A,image2.jpg,id2
task-B,image3.jpg,id3
タスクに含まれる入力データは以下の通りです。
├── task-A
│ ├── image1.jpg
│ └── image2.jpg
└── task-B
└── image3.jpg
CSVファイルを生成してダウンロード
「CSVファイルを生成してダウンロード」ボタンを押すと、アップロード用のCSVファイルの雛形がダウンロードされます。
たとえば、以下のようなCSVファイルがダウンロードされます。1列目のタスクIDの部分は空欄です。
,image1.jpg,id1
,image2.jpg,id2
,image3.jpg,id3
タスクIDが入ったCSVファイルを生成
「CSVファイルを生成してダウンロード」ボタンのドロップダウンから「タスクIDが入ったCSVファイルを生成」を選択すると、タスクIDが指定されたCSVファイルをダウンロードできます。
タスクIDの指定方法は、以下の2つです。
- 指定の入力データ数ごとに作成
- フォルダごとに1タスク
入力フォームの内容は、前述の「指定の入力データ数ごとに作成」、「フォルダごとに1タスク」と同じです。
CSVファイルを更新
「CSVファイルを生成してダウンロード」ボタンのドロップダウンから「CSVファイルを更新」を選択すると、入力データの情報がCSVファイルに反映されます。
入力データの情報は、02:00(JST)頃にCSVファイルに反映されます。現在の入力データの情報をCSVファイルに反映させたいときに、使用してください。ただし、更新処理はデータ量に応じて数分から数十分かかります。
CSVファイルの更新処理の状態を確認する方法
2022/05/01時点では、CSVファイルの更新が完了したかを画面から確認できません。お手数をおかけしますが、1時間ほど待ってからCSVファイルをダウンロードして、CSVファイルに入力データが反映されているかどうかをご確認ください。
なお、Annofab CLIが利用できる状態ならば、以下のannofabcli job listコマンドで、CSVファイルの更新が完了したかが分かります。
$ annofabcli job list --project_id ${PROJECT_ID} --job_type gen-inputs-list
作成履歴
タスクの作成に関する履歴が表示されます。
補足:動画プロジェクトの場合
動画プロジェクトでは、タスクに複数の入力データを含められません。したがって、画面の一部が画像プロジェクトとは異なっています。
入力データ1個で1タスク作成
動画プロジェクトでは、「指定の入力データ数ごとに作成」ではなく「入力データ1個で1タスク作成」タブに変わります。
入力フォームには、「1タスクに割り当てる入力データ個数」テキストボックスは存在しません。
その他の作成方法
タスクに複数の入力データが含まれないように、指定してください。
2022/05/01時点では、複数の入力データを含むタスクを作成できてしまいます。ただし、そのタスクに含まれる動画は、アノテーションエディタ画面で正しく表示されません。
Updated over 1 year ago