タスクの作成画面

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権限

「オーナー」ロールのみ、タスクを作成できます。

タスクを作成するための画面です。

1407

タスク作成画面

タスクの作成

「タスクを作成」ボタンを押すと、タスクの作成処理が開始されます。タスクの作成処理は、データ量に応じて数分から数十分かかります。

タスクを作成する方法は3通りあります。

  • 指定の入力データ数ごとに作成
  • フォルダごとに1タスク
  • 入力データをCSVで個別に指定

それぞれの使い方を、以下に記載します。

指定の入力データ数ごとに作成

タスクに含める入力データの個数を指定して、タスクを作成します。

1331

「指定の入力データ数ごとに作成」の入力フォーム

プロジェクトに、入力データが5個存在するとします。入力データ名は以下の通りです。

image1.jpg
image2.jpg
image3.jpg
image4.jpg
image5.jpg

以下の通り入力して、「タスクを作成」ボタンを押すと、タスクが2個作成されます。

  • 1タスクに割り当てる入力データ個数:3
  • 割り当てる順序:入力データ名 昇順
  • 生成するタスクIDにつけるプレフィックス:sample

タスクに含まれる入力データは以下の通りです。

├── sample_0
│   ├── image1.jpg
│   ├── image2.jpg
│   └── image3.jpg
└── sample_1
    ├── image4.jpg
    └── image5.jpg

デフォルトでは、既にタスクに含まれている入力データは、新しく作成されるタスクには含まれません。
「今回作成するタスクにも割り当てる」チェックボックスにチェックを入れると、既にタスクに含まれている入力データも、新しく作成されるタスクに含まれます。

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「生成するタスクIDにつけるプレフィックス」の制約

すでに存在するタスクのタスクIDのプレフィックスは、「生成するタスクIDにつけるプレフィックス」には使用できません。

フォルダごとに1タスク

入力データ名を/区切りのファイルパスとみなし、フォルダ単位でタスクを作成します。 ZIPファイルをアップロードして入力データを作成したときに、利用する方法です。

1339

「フォルダごとに1タスク」の入力フォーム

以下の2つのZIPファイルをアップロードして、入力データが作成されたとします。

a.zip/
├── dir1/
│   ├── image1.jpg
│   ├── image2.jpg
│   └── subdir/
│       └── image3.jpg
└── dir2/
    └── image4.jpg


b.zip
└── dir3
    ├── image5.jpg
    └── image6.jpg
a.zip/dir1/image1.jpg
a.zip/dir1/image2.jpg
a.zip/dir1/subdir/image3.jpg
a.zip/dir2/image4.jpg
b.zip/dir3/image5.jpg
b.zip/dir3/image6.jpg

「タスク作成対象の入力データ名プレフィックス」にa.zipを指定すると、入力データ名がa.zipから始まる入力データが、タスクに含まれる対象になります。以下の通り入力して、「タスクを作成」ボタンを押すと、3個のタスクが作成されます。

  • タスク作成対象の入力データ名プレフィックス:a.zip
  • 生成するタスクIDにつけるプレフィック:sample

タスクに含まれる入力データは以下の通りです。

├── sample_a.zip_dir1
│   ├── image1.jpg
│   └── image2.jpg
├── sample_a.zip_dir1_subdir
│   └── image3.jpg
└── sample_a.zip_dir2
    └── image4.jpg

「タスク作成対象の入力データ名プレフィックス」を空欄にすると、すべての入力データがタスクに含まれる対象になります。以下の通り入力して、「タスクを作成」ボタンを押すと、タスクが4個作成されます。

  • タスク作成対象の入力データ名プレフィックス:空欄
  • 生成するタスクIDにつけるプレフィック:sample

タスクに含まれる入力データは以下の通りです。

├── sample_a.zip_dir1
│   ├── image1.jpg
│   └── image2.jpg
├── sample_a.zip_dir1_subdir
│   └── image3.jpg
├── sample_a.zip_dir2
│   └── image4.jpg
└── sample_b.zip_dir3
    ├── image5.jpg
    └── image6.jpg

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タスクに含まれない入力データ

入力データ名がファイルパス形式でない入力データは、タスクに含まれません。たとえば、以下の入力データ名を持つ入力データです。

  • bar.png(フォルダが存在しないため)
  • foo/bar.png/(末尾がフォルダであるため)

🚧

フォルダに201個以上のファイルが存在する場合

フォルダに201個以上のファイルが存在する場合、タスクに存在する入力データの数が最大200個になるように、タスクが作成されます。たとえば、フォルダに201個のファイルが存在する場合、1個目のタスクは200個、2個目のタスクは1個の入力データが含まれます。

🚧

「生成するタスクIDにつけるプレフィックス」の制約

すでに存在するタスクのタスクIDのプレフィックスは、「生成するタスクIDにつけるプレフィックス」には使用できません。

入力データをCSVで個別に指定

タスクと入力データの関係が記載されたCSVをアップロードして、タスクを作成します。タスクに含める入力データを個別に指定できます。

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「入力データをCSVで個別に指定」の入力フォーム

CSVのフォーマットは、以下の通りです。

  • ヘッダ行はなし
  • 1列目:タスクID
  • 2列目:入力データ名
  • 3列目:入力データID

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2列目の入力データ名は、どのような値でも良い

2列目の入力データ名はタスクの作成に使われないので、どのような値でも構いません。後述の「CSVを生成してダウンロード」機能でダウンロードしたCSVファイルのフォーマットに合わせるため、2列目を必須にしています。

たとえば、プロジェクトに以下の入力データが存在するとします。

image1.jpg
image2.jpg
image3.jpg
id1
id2
id3

以下のCSVファイルをアップロードして、「タスク作成」ボタンを押すと、タスクが2個作成されます。

task-A,image1.jpg,id1
task-A,image2.jpg,id2
task-B,image3.jpg,id3

タスクに含まれる入力データは以下の通りです。

├── task-A
│   ├── image1.jpg
│   └── image2.jpg
└── task-B
    └── image3.jpg

CSVファイルを生成してダウンロード

「CSVファイルを生成してダウンロード」ボタンを押すと、アップロード用のCSVファイルの雛形がダウンロードされます。
たとえば、以下のようなCSVファイルがダウンロードされます。1列目のタスクIDの部分は空欄です。

,image1.jpg,id1
,image2.jpg,id2
,image3.jpg,id3

タスクIDが入ったCSVファイルを生成

「CSVファイルを生成してダウンロード」ボタンのドロップダウンから「タスクIDが入ったCSVファイルを生成」を選択すると、タスクIDが指定されたCSVファイルをダウンロードできます。

タスクIDの指定方法は、以下の2つです。

  • 指定の入力データ数ごとに作成
  • フォルダごとに1タスク

入力フォームの内容は、前述の「指定の入力データ数ごとに作成」、「フォルダごとに1タスク」と同じです。

918

「タスクIDが入ったCSVファイルを生成」を選択した後に表示されるモーダルダイアログ

CSVファイルを更新

「CSVファイルを生成してダウンロード」ボタンのドロップダウンから「CSVファイルを更新」を選択すると、入力データの情報がCSVファイルに反映されます。
入力データの情報は、02:00(JST)頃にCSVファイルに反映されます。現在の入力データの情報をCSVファイルに反映させたいときに、使用してください。ただし、更新処理はデータ量に応じて数分から数十分かかります。

❗️

CSVファイルの更新処理の状態を確認する方法

2022/05/01時点では、CSVファイルの更新が完了したかを画面から確認できません。お手数をおかけしますが、1時間ほど待ってからCSVファイルをダウンロードして、CSVファイルに入力データが反映されているかどうかをご確認ください。

なお、Annofab CLIが利用できる状態ならば、以下のannofabcli job listコマンドで、CSVファイルの更新が完了したかが分かります。

$ annofabcli job list --project_id ${PROJECT_ID} --job_type gen-inputs-list 

作成履歴

タスクの作成に関する履歴が表示されます。

補足:動画プロジェクトの場合

動画プロジェクトでは、タスクに複数の入力データを含められません。したがって、画面の一部が画像プロジェクトとは異なっています。

入力データ1個で1タスク作成

動画プロジェクトでは、「指定の入力データ数ごとに作成」ではなく「入力データ1個で1タスク作成」タブに変わります。
入力フォームには、「1タスクに割り当てる入力データ個数」テキストボックスは存在しません。

その他の作成方法

タスクに複数の入力データが含まれないように、指定してください。

🚧

2022/05/01時点では、複数の入力データを含むタスクを作成できてしまいます。ただし、そのタスクに含まれる動画は、アノテーションエディタ画面で正しく表示されません。