プロジェクトの準備

プロジェクトの作成

プロジェクト作成画面に遷移します。以下の項目を入力して、「プロジェクトを作成」ボタンを押してください。

  • プロジェクト名:my-image-project
  • テンプレート:画像プロジェクト

入力データの作成

車載カメラの画像ファイルをアップロードして、入力データを作成します。車載カメラの画像は、https://github.com/kurusugawa-computer/annofab-manual-resource/archive/refs/heads/main.zip からダウンロードできます。ZIPファイル内のimageフォルダに、10個の画像ファイルが格納されています。

入力データ一覧画面を開いて、右上の「アップロード」ボタンを押してください。モーダルダイアログ上で、ダウンロードしたZIPファイル内の画像ファイルを選択して、「アップロード」ボタンを押してください。

アップロードが完了すると、下図のように入力データが表示されます。

タスクの作成

タスクを作成します。チュートリアルでは、タスクに入力データが5個含まれるようにしましょう。
タスク一覧画面を開いて、右上の「タスク作成」ボタンを押してください。

「指定の入力データ数ごとに作成」タブを選択して、以下の通り入力してください。

  • 1タスクに割り当てる入力データ個数:5
  • 割り当てる順序:入力データ名 昇順
  • 生成するタスクIDにつけるプレフィックス:sample

入力が終わったら、「タスクを作成」ボタンを押してください。数分後にタスクが作成されます。

タスク一覧画面には、下図のように2個のタスクが表示されているはずです。

アノテーション仕様の作成

「車載カメラの画像に映っている自動車を検出する」ために、以下のアノテーション仕様を作成しましょう。

  • 自動車を矩形で囲う
  • 自動車に以下の属性を付ける
    • 自動車が他の物体によって隠れているかどうか
    • 自動車が画像端で見切れているかどうか

アノテーション仕様画面を開いてください。
最初に「自動車」ラベルを追加します。サイドの「ラベル」を選択して、「+」ボタンを押してください。

以下の通り入力します。

  • ラベル名(en):automobile
  • ラベル名(ja):自動車
  • 種類:矩形

次に、「自動車が他の物体によって隠れているかどうか」を表す属性を追加します。右側の「+」ボタンを押して、以下の通り入力してください。

  • 属性(en):occlusion
  • 属性(ja):隠れ
  • 種類:On/Off

同じ手順で、「自動車が画像端で見切れているかどうか」を表す属性を追加します。

  • 属性(en):truncation
  • 属性(ja):見切れ
  • 種類:On/Off

最後にサイドの「保存」ボタンを押してください。

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ラベル名(en)や属性名(en)などの英語名は、アノテーションZIP内のJSONのキーにも利用されます。したがって、プログラムで扱いやすい名前にすることを推奨します。

作業ガイドの作成(任意)

実際のアノテーション作業では、アノテーションルールやFAQをチーム内で共有する必要があります。作業ガイドは、これらのドキュメントを管理するための機能です。作業ガイドを利用することで、外部のドキュメント管理ツールを使わずに、アノテーションルールをチーム間で共有できます。

簡単なアノテーションルールを作業ガイドに記載しましょう。なお、作業ガイドの作成は必須ではありません。

作業ガイド画面を開いて、「編集」ボタンを押してください。

下図のように簡単なアノテーションルールを記載したら、「保存」ボタンを押してください。